2016年

7月

06日

虐待を受けた人が相談する相手は?

アダルトチルドレン(AC)克服カウンセリング京都のステージアップカウンセラー吉野です。
今回は「虐待を家族から受けたとき、誰に相談すればいいの?」というお話です。

家族からの虐待の相談を家族にしたら…

虐待は許せない行為です。
虐待の種類についてはこちらのページで詳しくまとめましたが、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待のどれか、または複数が繰り返されてしまうのが虐待の恐ろしいところ。

虐待行為があったらすぐに信用できる人に相談したいもの。
ところが「相談したい」と思った人(被害者)が絶望し、その思いを飲みこんでしまう事例が少なくないのです。

虐待を受けた相談は家族・親族にしない方がいい場合も

AC克服カウンセリングでご相談者からよくお話を伺うのは
【虐待の事実を家族や親族に相談したら「怒られた」】というもの。

自分がつらい目にあったことを相談したのに、逆に

「跳ね除けなかったオマエが悪い」
「昔のことをいつまでも根に持つんじゃない」
「自分が幸せになれないことを昔のできごとのせいにするんじゃない」

と言われてしまう場合が少なくないのです。

虐待被害者が孤独感を感じる素地

そもそも虐待行為は機能不全家庭で発生する、と言われますが「どういう素地(背景)で発生しやすいのか」について考えてみました。
虐待行為が発生しやすい機能不全家庭とは。

 家庭内の雰囲気がオープンではない
 ”ことなかれ主義”で問題に立ち向かう雰囲気がない、少ない
 問題が外部に漏れることを極度に恐れる風潮

こういった素地が、問題の発覚を望ましいものとせず、被害者の主張が闇から闇へと葬り去られる、という場合が少なくないのです。

「この人ならわかってくれる」「助けてくれる」と信じた家族や親族に逆に叱られた経験をした人は、絶望し、あきらめモードになり、誰にも言えず被害を甘んじて受け入れてしまう場合もあります。

虐待行為がもみ消されやすい事例

実際に相談を受けた事例では、
親戚から性的虐待を受けて人間不信になってしまった女性が、生きづらさを家族に訴えたとき

「オマエが悪い」

と一蹴されてしまった、というご相談を受けたことがありました。

他にも同等の被害を受けた方が母親に訴えたとき

「公になってもいいの?忘れなさい」

と言われた例もあります。

問題を公にすることで、却って娘が傷つくことを心配されるお気持ちはわからないではないですが、娘を守ろうとする気持ちや姿勢が伝わらなかったとき、ご相談者は小さな絶望をしていく可能性があるのです。

虐待にあったときに誰に相談すればいいか

虐待行為の被害を受けたとき。
相談する理由は「助けて欲しいから」です。当たり前ですよね。
でも最も信頼していたはずの相談相手が「助けてくれない」。こういった事例は意外とたくさんあるのです。

なので、親や親族にご相談されることをいけない、とは言いませんが
「逆に叱られたり、うやむやにされる可能性もある」
ことを事前に覚悟した上で、そのつもりでご相談されることをおすすめします。

完全に(助けてくれることを)期待して、大きく落ち込むのではなく「そういう可能性も想定の範囲」と覚悟した上で、2の手、3の手を打ち続けて欲しいのです。

大変残念な話ではありますが、私たちカウンセラーにご相談される方の多くが「誰も助けてくれなかった」とおっしゃる場合が少なくありません。
もしこの記事をお読みになったあなたがこの問題の被害者だったとしたら。
自分がいけなかった、などと飲み込もうとせずに、信頼のおけるカウンセラーにご相談ください。

アダルトチルドレンから卒業!新しい生き方に気づくカウンセリングを経験してみませんか?

「これからもこんな人生が続くのか…」は勘違いです。
今回は「もしも虐待被害に遭った場合、誰に相談すればいいのか」についてお話しました。

もしこのページを読んだあなたに思い当たる点が多く感じられたら。
新しい人生を生き直すため、今までの経験を精算するためにも信頼の置けるカウンセラーに相談してみませんか?

「このままの延長線を進むような人生しかない…」と信じて生きるのも、
「ここから違う生き方を選べる人になる!」と信じて生きるのも。

どちらも自分を信じて生きる、という意味では同じです。
要はどちらを選びたいか、なのです。

あなたがもし今。
「もうイヤ!こんな自分…」と感じていることがあるのなら。
そんなあなたとお会いできるのを楽しみにしています。

あなたの背中を押す準備は。もう整っているのです。